Lifehacker and Sweets

“問題の構造を見つけたら、それを新たな仕組みに置き換える。そうすることで組織の体質は変わり、実行力のある組織になるのです。”

—   「無印良品は、仕組みが9割ー仕事はシンプルにやりなさい」松井忠三

改革にはスピード感が重要で、戦略が間違っていても、実行力があれば軌道修正ができます。

社内のITシステムを構築するときも、「七割できていればよし」とし、後は使いながら機能を変更したり追加するようにしました。とくにITの分野は変化が激しいので、開発に数ヶ月かかっていたら、その間に、求められる機能が違ってきてしまいます。走りながら考えないと間に合わないのです。

—   「無印良品は、仕組みが9割ー仕事はシンプルにやりなさい」松井忠三

無印良品で運用しているほとんどの仕組みは、他社の仕組みにヒントを得ています。オリジナルのものは、ほとんどないといってもいいかもしれません。

知恵の源泉は、徹底して他社に求めているのです。どうして、他社を参考にすることを基本にしているのか。それは、「同質の人間同士がいくら議論をしても、新しい知恵は出てこない」という事実に尽きます。

—   「無印良品は、仕組みが9割ー仕事はシンプルにやりなさい」松井忠三

“自分で完成だと思ったアプリから三〇個悪いところを見つけるんです。一生懸命。三〇個見つけるまでは出さない。自分で一度は完璧だと思ったものでも、作り手の目線ではなく、うざい批評家目線で、使いまくって批評して、ここが悪い、これがまだまだという点を三〇個見つけ出す。そして、それを修正すれば、文句なしのものになっているだろう。それをしたのとしないのとでは完成度が違うんです。出したあとのレスポンスが違います。”

—   「スーパーIT高校生”Tefu”と考える創造力のつくり方」Tehu 村上憲郎

人生で、何か一つ大きな困難なことが起きたら、それを乗り越えることを考え、二つ困難なことが重なったら、何かを変えることを考える。これまで大きな決断をしてきたときは、大体そのルールで正しい判断ができている。

1 9世紀ロシアの小説家、イワン・ツルゲ ーネフは 、『ハムレットとドンキホ ーテ ─他二篇 』(河野与一柴田治三郎・訳岩波文庫 )を記し、人間をハムレット型とドン・キホ ーテ型に類型化しています 。この 2人にドン・ファン (ドン・ジョヴァンニ )を加えて 、3つのタイプを考える人もいます 。

・ハムレット型 … … …ああでもない、こうでもないと悩み続けるタイプ

・ドン ・キホ ーテ型 … …夢や自分の妄想に向かって、猪突猛進していくタイプ

・ドン ・ファン型 … …ひたすら異性を追い求めていくタイプ

—   「本の「使い方」1万冊を血肉にした方法」出口治明

“なお 、ビジネス書があまり役に立たないことを実証した本の1冊としては 、『本当に使える経営戦略 ・使えない経営戦略 』 (山田修 ・著ぱる出版 )も 、おもしろい本です 。この本の中では 、コア・コンピタンス 、エクセレント・カンパニー 、ビジョナリー・カンパニー 、ゲームセオリー 、ブルー・オ ーシャン 、ポーターの競争戦略といった大企業御用達の経営戦略が 「いかに使えないか 」について言及されています 。一読すれば 、経営戦略の有用性と限界を知ることができます 。”

—   「本の「使い方」1万冊を血肉にした方法」出口治明

“厚い本を先に読み 、薄い本をあとで読むのは 、たとえて言うなら 、 「入社直後の上司は 、鬼の上司に限る 」のと同じことです 。”

—   「本の「使い方」1万冊を血肉にした方法」出口治明

仕事でも報酬でも何でも「均等割り」するのって、一番何も考えてない戦略なわけで、実は一番効率が悪い。得手不得手、貢献度合いに応じて、適正に配分する方がいいに決まってる。けど、均等割りが一見「平等」に見えるせいで、過剰に評価されてる。

『システム×デザイン思考で世界を変えるー慶応SDM「イノベーションのつくり方」』(前野隆司・編著 日経BP社)


本書は、イノベーション創出のための新しい方法論「システムデザイン・マネジメント」について解説した本です。システムデザインとは、物事をシステムとして捉える「システム思考」と、観察・発見・試作を繰り返す「デザイン思考」を融合することです。この2つを掛け合わせることで、さまざまな課題が解決できるのではないか、と慶応SDM(システムデザイン・マネジメント研究科)は考えています。
イノベーションの3つの条件として挙げているのは、「①見たことも聞いたこともないこと」「②実現が可能なこと」「③物議をかもすこと」。
とくに「物議をかもすこと」という視点は、おもしろいと思います。多数決には頼らないで、「賛否両論になりやすかったアイデア」を生かすことを推奨しているのです。
システム×デザイン思考は、複雑な問題を解決するヒントになりますが、この思考法を使うには、次の4つの壁を乗り越えなければなりません。
「①正解を一発で出す」「②失敗=悪」「③『まじめ』や『客観性』が正しい」「④範囲・枠にこだわる」。
本来、問題解決や新規事業は楽しいものです。私は常々、「まじめ」より「楽しさ」や「ワクワクすること」が大切だと言い続けているので、このSDMの主張に賛成です。
本書には、中堅のビジネスパーソンにとって明日の仕事に役立つ考えるヒントがたくさん散りばめられています。

—   「本の「使い方」1万冊を血肉にした方法」 出口治明